百合の蘂に気を付けて水遣りを終え、家にあがろうとしてなにげに振り返ると百合の花に黒揚羽が止まっていました。花の周りをふわりふわりとしばらく上下に動き、やがて上空へ舞い上がって行きました。 黒揚羽の装いが礼服に見えて、もうすぐ主人の一周忌なの…
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