せめて十若返りたやアロハシャツ

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 昨年バザーで手に入れた浴衣地のアロハシャツ。一目で気に入りました。年甲斐も無く赤い色に惹かれたのです。いざ着てみると如何にせん赤が勝ちすぎます。

 シャワーの後の着替えにと、取り出してみたもののやっぱり断念しました。

赤の色調が、エンジかオレンジなら良かったと思います。この赤はスカーレットかなと思ったら、ふと「緋文字」が思い浮かびました。どんな内容だったかなと気になって

ネット検索して、おぼろげに思い出しました。

ナサニエルホーソン原作の不倫小説。確か映画で見た様な。

 夫が長いこと不在のヒロインと聖職者が恋仲になり、子供が生まれて、ヒロインは

広場に引き出されて上着の胸に緋色でAの文字(スカーレット・レター)を刻まれる。聖職者は名乗り出ることを止められて、自分の胸に自らAと刻み、どんどん体力が衰えて行く。古い時代の一種の純愛物語。今ならどうということもなく解決の道はあるものを。

 最も困難だからこそ、ホーソンの名作が生まれたのかもしれませんが。