聞き慣れぬ鳥の声する秋の昼

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 外出先からの帰り家近くで澄んでリズムカルな鳥の鳴き声が聞こえました。何処で鳴いているのか、あたりを見回しましたが見つかりませんでした。我が家の周りで聞く

鳥の声は、カラス、ウグイス、シジュウカラメジロオナガヒヨドリ、スズメ等です。これらの鳴き声ではありませんでした。

 どこかで飼われている鳥かもしれません。シジュウカラの鳴き声を長年研究している人が、言葉を解明したそうですが、さえずりの意味がわかったら楽しいでしょうね。

 いやいや、音として聞いているから心地よいのであって、意味が聞き取れたら五月蠅いかもしれません。

 電車の中で他国の人同士の会話も聞き取れない方が気になりません。

あるとき、展示会の帰りの電車で混雑していて、友人と中程へ入りつり革につかまろうとしたのですが、カートを足下に置いている人の前に出たのでカートをよける形でつり革につかまりました。カートの主の高齢の男性に連れらしい若い女性がなにやら話しています。私は気づかずに友人との会話を続けていたのですが、友人が私に前の席の女性が私達の事を言っていると言います。え?とそちらを見ますと、「介護をしたことがありますか?」ととげとげしい口ぶりです。友人が「ありますよ。」「100歳の人も?」「それは無いけど」どうやら、私達が年寄りで彼女が席を譲るのを期待して前に

立っていると思っているようです。自分はずーっと働いているのに、綺麗な洋服を着て

出かける事ができて、なんたらこうたらと言っていました。隣のご老人はしきりに彼女を遮るのですが、やめません。でもすぐ降りる駅に着いて二人は降りて行きました。

 そのつもりはなくとも、人様に不快感を与える事があるのだと知りました。あの女性は介護関係者で、相当疲れていたのだと気の毒に思いました。

 ますます高齢化が進み、介護関係の人手が多く求められます。待遇を改善して無理の無い勤務態勢を整えるのが急務だと思います。