秋蒔きの姉さん被り嫁姑

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シートに等間隔に明けた穴に種を蒔く

 横浜緑地と標識のある、近くの農地では夏野菜が終わり、綺麗に整地してビニールシートが、敷かれていました。買い物に行く道で側を通ると、男女三人で、腰に携帯用の蚊取り線香をぶら下げて、腰をかがめてシートに明いた穴に種を蒔いていました。

女二人は髪に手ぬぐいで姉さん被りをしていました。今時は帽子を被るのかと思っていましたが、嫁姑と見受けられ、共に手ぬぐいを被っているのが好もしく思いました。

 今時手ぬぐいはあまり見かけなくなりました。私が子供の頃はタオルなど身近に無かったと思います。お風呂でも手ぬぐいを使いました。商店の引き出物も手ぬぐいが多かったと思います。洗ってもすぐに乾いて、用途も色々あったような。

 子供の頃日本舞踊を習っていました。お扇子を手ぬぐいに巻いて専用の袋に入れて

お稽古に通いました。自分の順番が来る間に、手ぬぐいで着物を折って扇子を人形に見たてて着物を着せ、袋の帯をしめて、同年配の女の子達と遊びました。

 今はすてきな絵柄を額に入れてインテリアとして飾っているのを見かけます。

我が家にもタンスの中を探せば、一二枚見つかるかもしれません。