友人から田んぼでもう脱穀をしている様だと聞いていたので、郵便を出しながら
足を向けてみました。なるほど稲架の陰でモーターのうなる音が聞こえました。
そのむこうの田んぼからはもくもくと白煙が上がっています。脱穀した残りの
藁でも燃しているのかなと思いました。それにしては真っ白な煙です。
あたりを見渡すと、赤や青の帽子の集団が目に入りました。多分お芋掘りだろうと
近くの道を通ると、幼稚園の子供達が先生と一緒にかがみ込んでお芋を掘り出して
いました。中にはえーんえーんと泣く子もいて、引率の先生達は大変です。交代で
掘っているのか、お芋の山を前にして座り込んでいる子供達もいました。遙か遠くにも
赤い帽子の集団がいて、別の幼稚園の子供達なのでしょう。
少子化が問題になっていますが、このあたりには保育所がそこここにあり、あちらこちらの公園に大きな乳母車に乗せられたり手を引かれたりして遊びに来る姿をよく見かけます。
帰りに寄った野菜棚には小ぶりのサツマイモがありましたが、子供達の大きな芋を見たばかりなので、買う気になれず、柿とインゲンと茄子を買いました。