黄落や枝先軽ろく空に映ゆ

     

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 食事会メンバーのO森さんのご主人の個展が今日からと案内の葉書をいただいていたので、あざみ野フォーラムへ出かけました。街路樹は黄葉して中にはすっかり葉を落とした樹もあり、枝をすかして見る空は青一色で登り坂も気にならずゆっくり眺めながら

会場へ向かいました。

 

 先月私達の絵画展を催した同じ場所が、O森氏の個展会場になっていました。飾り付けが終わる所でした。私が一番目の客だと歓迎されました。四国お遍路仲間だという友人が手伝っていました。

 今回は、四十八カ所巡りで訪れた、各札所の絵でした。絵画は独学と聞いていましたが、写実的で写真と見まがうほどの描写力に驚かされました。

 以前はご夫婦の個展でしたが、今回は婦人の作品が無いのが淋しく残念でした。

 

 帰りに市が尾駅のビル内のダイソーに寄って、主人の薬を入れる容器を探していると

私が俳句を始めるきっかけを作って下さったTさんにばったり会いました。

俳句などとても私には無理と思っていたのですが、新婦人で新しいサークルを立ち上げるべく嫌々ながら、Tさんにお願いしたのでした。

 

 ふるさと村へN田さんとTさんと私の三人で出かけて、林の中を歩いていきなりの吟行でした。さあ句を作って下さいと言われて、仕方なく「山道に落ちてるドングリまだ青い」これでは小学生にも劣りますが、第一作目なのでした。

 

 Tさんの手ほどきで曲がりなりにも句の形が出来てきたように思います。これからという時にTさんの体調が悪くなり外出するとめまいがして不安だと言うことで、句会に

参加出来なくなりました。最近は健康を取り戻した様に見えるので又ご一緒したいと思います。

 

 これから、OK森氏の絵を見に行くとの事でした。