大くさめ電話口より漏れ聞こゆ

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 日頃手抜きの家事ですが、午前中の予定が無いので、玄関の掃除のついでに家まわりの草取りをしました。取っても取っても直ぐに生えるスベリヒユは背が高くなるわけでは無いので緑の物が無いときはそのままでも良いかなとは思いますが、年末に向けて

最後の草取りと、燐家との間やトイレの出窓の下など這いつくばって、引き抜きました。スベリヒユは食べられるとも聞きますが、まだ試す気にはなりません。

 

 一仕事終わって家に入ると、主人が大きなくしゃみをしています。電話のベルが鳴ったので、くしゃみが止むのを待って受話器を取りました。Y田さんからの電話で、午後のボランティアにHさんが風邪でお休みなので、私に絶対来てねと念押しの電話でした。話の最中に主人のくしゃみがぶり返して、大きなくしゃみの連発でした。Y田さんの耳にも入った事でしょう。

 

 大きなくしゃみと言えば、その昔、30代の頃勤めていた営業所の所長の事を思い出します。小柄な人でしたが、怒る声とくしゃみはとてつもなく大きくて、階下に居るときでも上の階のくしゃみが聞こえるほどでした。くしゃみが終わると「ちくしょうっ!」

とおまけがつきました。人柄は良く憎めない人でした。

 

 お宅にお邪魔したことがありましたが、下駄箱の上に赤ちゃんの靴が飾ってありました。お子さんがなかなか授からない、奥様のおまじないのようでした。

 その会社が浦安の方に移転してしまったので、私は転職せざるを得ませんでした。

 その後50歳前後で亡くなったと聞きました。あんなに大きなくしゃみをして元気だったのに、人の寿命ってわからないものです。

 

 午後デイサービスの書道のボランティアに行きました。Y田さんと私の二人でしたが

今日は参加者が少なかったので、二人で充分間に合いました。書道の隣で、輪になって

のゲームが賑やかで、気が散って筆が運ばないと言う人もいましたが、笑い声は気持ちの良いもので、つられて笑うのでした。