庭履きに一葉留まる散り紅葉

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 今日は食事会の日でした。昨日Fさんがすごい風邪声で電話をくれたので、実行できるかどうか心配していましたが、10時前に元気な声で大丈夫と電話が有りました。

 

 朝から晴れる筈と思っていたのに、空模様が妖しく洗濯物を外へ出したり入れたり

して、ええい濡れてもたいしたことはあるまいと外に干したまま出かけました。

 予告通りNさんは欠席で、4人での食事でした。今日を最後に食事会を閉会にしたいと話を切り出す頃合いを計っていて、デザートの前に、Nさんの二人目のお孫さんが生まれること、私も主人を置いて外出が難しくなる事などを伝えて了解を得ました。

 

 Oさんも残念そうでしたが、やむを得ないと理解してくれました。Uさんは飲み込めないようでしたがよく説明をすると、泣きだしてしまいました。

 食後何時ものようにそれぞれ用事を済ませて、ケーキを食べようと打ち合わせて、私は郵便局や、銀行で通帳記帳をして待ち合わせ場所へ行きました。スーパーの入り口に

OさんとFさんが立っていて、Uさんが居なくなったと言います。手分けをして行きそうな場所を探しました。FさんはUさんがパン屋さんでパンを買うのを入り口の前で中を

見守って居たのですが、隣のクリスマスリースの方へ目を移していて、パン屋の中を覗くとUさんの姿が無く慌てて近辺を探しても見つからなかったそうです。

 

 Oさんも近くに居たのですが、気がつかなかったのだそうです。バス亭も何度か探してから、Uさん宅へ電話を入れたところ本人が出て今帰ったところと言ったそうで、一応安心しました。こんなことが起きる恐れも閉会の理由でしたが最後の最後に起きてしまいました。

 バスの止まるのを見て、一緒の友人達を忘れて乗ってしまったのでしょう。無事に

帰って居たので皆ほっとしてどっと疲れが出て、ドトールへ入り座り込んでしまいました。それぞれ好みのケーキを食べて、少し疲れが取れたところで腰を上げて帰りました。

 

 私は二人と別れて、食料品と、花屋でミニシクラメンなど小鉢を5つほど買って帰りました。日が暮れるのが早いので、夕食の支度をする前に庭に植えようと庭への戸を開けると、古い庭履きに綺麗な落葉が留まっていました。