「閉めないで、開けておいて。」から「お父さん早く閉めて!」へと襖一枚のことで
小言をいう自分が嫌になることがあります。主人は基本的には戸でも襖でも閉める事が
多いのです。玄関横の窓の戸も風を入れるために開けるのですが気がつくと閉まっています。座敷の襖も通気の為に廊下側を開けておくのですが、通る度に閉めてしまいます。
最も今は暖房の節約から、襖は閉めておきます。所が主人は用事があって隣の部屋へ
行くときは直ぐに用事が済むとおもってか開け放したままの時があります。
開けとけ、閉めとけとの私の指令に戸惑うようですが、ついつい度量の小さい私は
文句を言ってしまいます。
相模原の従兄弟から、田舎のクラス会の写真が転送されてきました。出席者の名簿も
同封されていたので、じっくり眺めてやっと判別できました。皆それなりに老けています。恩師も生徒も区別がつかないほどです。
名簿の最後のページに「物故者 心よりご冥福をお祈り致します」と亡くなった
人達の名前があります。後ろの方に、先日この日記にも書いたガキ大将の名前が載っていて驚きました。
写真を送ってくれた田舎の従兄弟の手紙に「それぞれの七十四本の皺の味」の句が
添えられていました。それぞれの人生が皺に刻まれて良い味を出していたのでしょう。
次回は喜寿を迎える頃だとか。元気に皆に会えると良いなと思います。