七草や面影似たる祖母と妣

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 ♪唐土の鳥も都の鳥も渡らぬうちに七草たたけ♪

とは母方の祖母に教えて貰った童歌です。幼い頃に聞いたので覚え違いかなと

便利なネット検索で調べました。各地で少しづつ違います。都が田舎になっていたり

七草なずなと歌い出したり、たたく音が入ったりと様々です。

 

 鳥の運んでくる疫病にかからぬようにというおまじないという説まであるのには

驚きです。私は鳥は早朝に飛んでくるので早起きして食事の支度をしなさいという

教えかと思っていました。多分5時頃起きて竈に火をおこして炊事をしたで有ろう昔の女の人を思って、昔の女性は偉かったなと思っていました。

 

 あり合わせの菜をとんとん刻んでお粥を炊きながら、祖母の事母の事を思い出していました。そういえば晩年の母は祖母に姿形が良く似ていた事に想い至りました。

私もだいぶ背が縮み目尻も下がって、母に似てきたのではと思います。

 今日でお正月も終わりです。そろそろ玄関のお飾りを取り込みましょう。