突っかけで回覧廻すや春夕焼け

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 今日はゴールデンウィークの頃の陽気だとか。それほどとも思えないにしても確かに暖かく感じました。午後いつもの様に私が先にお風呂に入り、ついで主人に入るように

言いました。「嫌だとは言わないで入ってね。」と先に釘をさして下着を渡しました。

 

 「デイサービスでも、お風呂に入ってくれるといいのにね。」どうしていつも入らないのかと聞きますと「皆の前でここを見られるなんて嫌だよ。」と下半身を指さしました。えーっ!!そんな理由があったとは。連絡帳に入浴は本人拒否と毎回記入されていました。見られて恥ずかしい体でも無いのにと可笑しくなりました。

 

 夕方回覧板が廻って来ました。以前は度々廻ってきた回覧板ですが、数年前から評議員の負担を軽くするために、月一度の理事会の時にまとめて廻すことになりました。その為期日の過ぎた記事もあります。バインダーにどっさり挟まった回覧物は見るのも煩わしいですが、一応パラパラめくっては見ます。各地域の福祉関連のイベントやサークルの案内等、小学校、中学校便りもあります。

 

 各戸に廻す必要はなさそうにも思える物が多く、各辻々にある掲示板で知らせても

良いのではと思います。もっとも掲示板もろくに見ない私の言えた義理ではありませんが。回覧板は見たら直ぐに印を押して隣へ廻します。

 

 ビニールケースには紐がついていて玄関のノブにかけられるようになっていますが

燐家のノブには若いお嫁さんのリースがかけてあって、その上に回覧板を引っかけるのはどうかと、そっとドアの横の傘立てとドアの間に挟んで置きました。

 道路に出ると空には茜色の雲が広がっていました。