若き日の単衣解いてタペストリー

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 リホーム前に玄関の壁に掛けていたタペストリーを洗濯したら縁取りの布がぼろぼろになり、どうした物かと思っていたのですが、娘の頃に着ていた単衣を解いたものがあるのを思い出しました。

 

 主人を送り出してから、押し入れに頭を突っ込んで目指す布を引っ張り出しました。

襟の部分を使うことにしました。タペストリーと言っても猫が壁に爪をたてあ所のボロ隠しに仕立てした物でした。紫陽花をアップリケしたので、縁取りに単衣の柄が合うようです。

 

 昼迄かかって八分程度出来ました。昼食は簡単にシリアルで済ませました。午後は

書道のボランティアでした。出がけに雲行きが妖しいと思っていたら大粒の雨が降ってきました。雷でも鳴ったら大変と少し早めでしたがデイケアへ行きました。

 

 案の定Kさんは濡れてやってきました。今日に限って買い物をするのに日傘は邪魔と

帽子を被って出て来たようです。Hさんは上野の展示会中でお休みでKさんと私の二人で奮闘しました。主人も大人しく筆を運びました。他の皆さんは自分の意思で参加していますが、主人はまだ書かされているといった状態です。

 

 4時近くに帰って来ました。送ってきた相談室長さんが小声で「家でお風呂は入ってますか。」と聞いてきました。今日も嫌がったようです。家でも必ず一度は嫌と言います。今日は入って来てねと言ったのですが。と答えましたら「今度一緒に入りましょう。」というと「そうだね。」と返事しました。本当ならどんなにか良いのですが。