椎の花若き二人の背景に

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 10時半にあざみ野駅でM崎さんと待ち合わせて上野の東京都美術館へ向かいました。美術館には12時に到着しました。先に鑑賞する事にしました。順路に沿って

進みました。最初から力作が並びます。

 

 先生の絵は部屋番号10と19に有りました。一枚は全く見覚えがありません。私達の目から隠すのは大変だったと思います。それだけに新鮮に感じました。夕焼けの窓辺から遙かに富士山を望み窓辺には赤い薔薇の花と花瓶も紅く染まっていました。

 

 部屋番号19は企画展の作品が並んでいました。小品の人物像で作者の思いがカードに

記されていました。途中椅子に掛けたのは1回のみで一気に見て回りました。

25室目を出たときはさすがに疲れました。

 

 2階のレストランへ入り、ハンバーグとライスを取りました。H先生から食券を頂いていたのでいつもより高額な物を選びましたがこれが本当に美味でした。

食券が余ったのでH先生に会えればお返ししたいと受付に戻り先生の居場所を聞きました。午前中はいらしたが用事が済んで帰られたようです。とのことでした。

 

 上野の森は若葉の緑があふれていました。葉の表に細長い花穂のある木を栗の花のようだと私がいうとM崎さんは「まてば椎」だと教えてくれました。確かめたいと木の近くに寄りますと。若い男女が木を背景にツーショットの撮影中でした。

 

 駅に向かう途中にも沢山の椎の木や楠があり楠の葉を二枚ちぎって揉み匂いを嗅ぎました。樟脳の香りでした。M崎さんは子供の頃野山を歩き回ったようで、本当に良く木の名前を知っています。

 

 4時に帰りますとメモを置いてきたのですが帰り着くと30分オーバーしていました自治会費の袋には受領印が押されてあり、無事に集金に対応出来てほっとしました。

もっとも主人はもう忘れていましたが。