夕涼み水の音する勝手口

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 そろそろ起きようと思いながらいつの間にか寝入ってしまったようで目が覚めたら8時でした。午前中の用事もない日で良かったと思いましたが、食事の用意をしたり洗濯

をしたりしていて朝ドラを見逃してしまいました。

 

 洗濯物を外へ出そうとしたら、ぴつぽつと雨粒が落ちてきました。たいした降りにはなりそうにもないとは思いましたが、再び室内干しにしました。こころなしいつもより

涼しいような気もしました。

 

 チャイムが鳴って、M崎さんが書道の競書を取りに寄ってくれました。我が家の近くの最近M崎さんお気に入りの魚屋さんで買い物をしてきたといって、サワラの切り身と鮭の切り身分けてくれました。以前食事会をしていた頃は私も良くお世話になったお店です。有り難く頂戴しました。

 

 午後1時過ぎに市が尾経由で病院へ行きました。病室にいた男性スタッフから褥瘡の手当をする際に保湿クリームを用意しておいて下さいといわれました。売店へ行こうとすると、高いので明日でもコンビニか薬局で買ってきた方がいいですよ。といわれました。

 

 とはいえ地下の売店へ行き保湿クリームをと言って出してくれたポンプ式の物を買いました。口の周りも乾燥しているので、ティッシュに含ませて拭いてあげました。

目が覚めたところで、歌を歌うように促すとシャボン玉、故郷、黒田節など時々大きな声を出して歌いました。

 

 帰りは曇り空でさほど暑さは厳しくありませんでした。それでも汗びっしょりですぐにシャワーを浴びました。

夕食後更に外気が落ち着いたところで、新聞を配りに出ました。だいぶ暗くなっていて

心地良い風が吹いていました。坂道もゆっくり上り下りして夕涼み気分で歩きました。

足下のマンホールに勝手口からの水が流れ込む音がひびいて来て更に涼しさを感じました。