諦めの溜息深し夏の暮れ

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 つい心細さに、M崎さんから頂いたメールの返信に主人の事を知らせてしまいました。昨夜遅い時間にもかかわらず、伝え聞いたY下さんから出来る事はお手伝いさせて下さいとメールを頂きました。

 

今朝、二三点お願いをしました。その為かHさんとM崎さんが打ち合わせをしたらしいのですが、M崎さんは会を代表して広島の原爆記念式典に向かう新幹線の中からHさん

と電話でやりとりをしたようです。とんだ迷惑を掛けてしまいました。

 

 10時に会葬御礼の挨拶文をどのようにするか、電話で主人の事について取材がありました。その内容を文面にして折り返しFAXが届きました。さすがプロです。いかにも

私が述べているようにしっかり私の思いを捕らえて表現されていました。

 

 このような仕事もあるのだと始めて知り興味が沸きました。もう少し若ければこのような仕事をしてみたいと思いました。

午後は予定がなかったので美容院へ予約を入れて、パーマをかけてもらいました。

話の流れで主人の事に触れてしまいました。先生の手が止まり理解出来ないように

「だれが? 誰のお父さん?」と私の事だとわかるまで時間がかかりました。

 

普通に笑ったり、人ごとのように話すと思ったようでした。実際まだ実感がわかないのですから他人の目にも信じられないのでしょう。

 

 今日はやっと主人が仕事でお世話になり、親しくさせていただいたOさん宅に電話で知らせました。春にSさんご夫婦が亡くなって又我が夫の訃報でご近所の仲良し三家族

が欠けて行く現実に呆然とされているようでした。

 

 夕方熱っぽく感じて用心のため風邪薬を飲み冷たい床に寝っ転がって体温を下げる

よう試みました。暇になると何故か溜息が出ます。