秋の風怪談話に興添えし

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 今日は俳句「赤とんぼの会」の例会でした。Hさんと地区センターの小会議室に行くとKさんが独りでいました。お盆の時期で3名お休みで5名での句会となりました。
台風の影響か風が時折強く吹きます。

 

 部屋の隅の電子オルガンが時折妙な音を出します。電源は入っていないとK籐さんが確かめていました。K山さんが独りでいるときは気味が悪かったと言います。そして最近の体験談を話してくれました。

 別の地区センターで書道を学んでいるそうですが、少し前にお仲間の男性を見かけたのに、気がついたら帰ったのか姿が見えなかったといいます。次の次の回の後にその男性の婦人から亡くなったと知らされたそうです。

 

 ついこの前見えられたのにと言ったところ、その時は意識不明だったので、教室には行っていませんと言われて驚いたそうです。おまけに彼を見たのはK山さんだけなのだそうです。そんな話をしていると又々大きく唸る音がしました。多分どこからか入ってくる風がオルガンに共鳴しているのだとは思うのですがちょっと気味悪く感じました。

 

 選句が終わり各自の選を発表している頃ドアをノックする音がしてK山さんがドアを開けましたが誰もいませんでした。すぐ開けたので立ち去っても廊下に姿を見るはずと皆で気味悪がりました。

 

 句会の後Hさんとあゆみ荘の食堂で天ぷらソバを食べました。私は区役所へ寄るのでバス亭で時間を見ているとバス会社の人らしい男性が、新横浜で電車の器械異常でブルーラインが運休していてセンター南は混乱していると言います。あきらめてOKで買い物をして帰ろうと思いました。

 

 買い物が済んで駅へ行ってみるとグリーンラインは動いているのでセンター南へ行ければなんとかなると電車に乗りました。特に遅れもなくセンター南に着きました。区役所の税務課へ行き所得証明を貰いついでに不動産の評価額が知りたいと係の人に聞いてみると窓口へ連れて行ってくれて身分確認の後名寄せなる物を見せてくれました。

 我が家の土地家屋の評価額が乗っていました。親切にコピーもしてくれました。名義等の書き換えの時のために法務局の地図もくれました。

 

 外は青空が高く澄み、メタセコイアの木々が風に揺れていました。花壇の前のベンチで休憩する人も気持ち良さそうでした。