八月の痛み遺して暮れ行きぬ

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 八月2日の朝の電話があった時間を時空の歪みに消し去りたいとどんなに願っても
無理なのだとようやく諦めがついてきました。時間はどんどん進んで八月も今日で終わりです。

 忌明け後に届けるお返しのリストを取りに係の人が来訪しました。この暑い中きちんとスーツを着ているので気の毒です。仏前にお線香をあげてからリストを確認してそれに添える文面の検討も抜けの無いように、丁寧に見直してくれました。

 

 まだ廻る先があるのかと尋ねると、我が家が最後ですが月末なので会社に戻ってからの仕事が山積みなのだとか。

 

 銀行手続きに必要な書類を次男に送ってあったのが、ようやく戻ってきました。
これで、来週初めに手続きを開始出来ます。受け取ったと次男にショートメールを
送ろうとしましたが、彼方此方触っても解らず、ネットで調べて何とか送りました。

 

 早めにシャワーを浴びて、夕食を済ませて外へ出てみると風が出て涼しくなっていました。もう薄暗くなり一日が、いえ八月が、これから先決して忘れることのないつらい八月が暮れて行きます。