ささやくは見知らぬ老女濡れ落葉

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   9時半のバスでセンター南へ出かけました。バスの中でS田さんに会いました。北部病院へ通院しているとのことで別れ際にお互い頑張りましょうねと励まされました。ここ二三日喪中葉書を受け取った友人達から電話やメールでお悔やみの言葉をいただき、悲しみが蘇って来ました。

 

 区役所を通り抜けて郵便局へ行き、書道展の出展料を振り込みました。次は東急に入りソックスと下着を買い、駅前のバス亭へ急ぎました。所が2,3分遅れて乗り遅れました。仕方なく遠回りのバスに乗り、アール元気店でみかんと総菜と花を買いました。

 

 品物をリュックに詰めていると隣で荷物を詰めている女性が何か話しかけてきます。そちらを見ると私へではなく、うつむいたまましきりに話をしているのです。独り言を。

 

 パソコンに昨日yahooブックストアへ問い合わせた返事が届いていました。だいぶ前に新聞広告で見た、イエール大学で23年間人気の講義「死」とは何かと言う本を購入しのですが未だに届かないと問い合わせたのでした。昨日ブックストアでQ&Aを調べていてうすうす感づいていたのですがやはり私は電子図書を購入してしまったのです。紙の本ではなかったのです。とほほ。

 

 夕刊を取りに行くと釧路の主人の叔父さんからの葉書も入っていました。喪中葉書で驚いたと言う書き出しで主人とは二才違いで子供の頃は同じ布団で寝た事、大学時代は下宿で一緒に自炊した話、主人は父親の目とそっくりだと言うことなど、書道教室を開いていただけに達筆な文字が主事への思いを暖かく語りかけていました。

 

 話には聞いていたのに一度もあったことがありません。若い頃はビクターの歌手だったとも聞いていました。師匠は「お冨さん」を作曲した渡久地政信氏で主人も訪問したことがあり、歌ったところ「君の方が上手い」と言われたと自慢していた事など思い出しました。