分かれ道尽きぬ話や冬薔薇

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    本来なら今日の午前中は書道の日でしたが、先週に変更になったので代わりに
吹き矢の体験会を開きました。鍵を持って会館に行くと入り口近くでM崎さんが
近所のUさんと話をしていました。Uさんは開館で話し声が聞こえるので来てみた
と言います。Uさんさんは数年前から認知症気味です。会館の近くに住んでいるので
会館で催しなどがあると覗きに来ています。

 

 今回は執拗に参加したがるので、ご主人に許可を貰うか一緒に来て貰ってと言い含めて会場の準備をしていると、ご主人を伴って来ました。ご主人から参加は難しいと言い聞かせてもらいましたが、どうしてもやらせてと聞き入れません。大人しく見ていると言うので中に入れて椅子に座らせました。

 

 私達も会場の整備が初めてで黒板に吹き矢の的を付けるのにも傷つけないように気をつけながら取り付けているとUさんが私も手伝いたいと言います。仕方なく椅子を並べてもらいました。

 10時近くに参加者が集まり始めました。吹き矢のマウスピースと会場費の分担金をUさんにも負担して貰うため、メモに説明と金額を書いて、ご主人の所へ戻ってお金を貰ってきて貰いました。

 

 8名の参加で、M崎さんの指導で開始しました。皆さん的に当てることが出来ました。Uさんは的を狙う人に「頑張って」と大きな声を掛けます。しーっと制止されても、同じ事の繰り返しです。UさんもなんとかM崎さんに手を取って貰って吹くことが出来ました。

 

 若手のS水さんとK岡さんはすぐに要領をつかんで的を上手く射ることが出来ました。的に刺さった矢の回収は専ら二人がやってくれました。
 三巡り程実施して点数を集計して順位を発表しました。S水さんがぶっちぎりで高得点でした。私は4位でした。次回の日程を決めました。Uさんも「有り難うございました。楽しかったわ。」と満足して帰って行きました。

 

 吹き矢の後はヨガがありました。引き続きだったので少々疲れを覚えました。
帰りにN田さん宅の前で庭のバラに見とれてM崎さんとI川さんと私が立ち止まりました。そこでN田さんの昨日の外出先を聞き出しました。他の班の会員さんとオペラの映画「サムソンとデリラ」を見に行って来たと明かしました。

 

 I川さんは無関心だった歌舞伎を姻戚関係者がいて、仕方なく見に行き何度か見ていると面白くなって来た、とか長話になって気がつくと皆両手に荷物を持ったままでした。

運動の後でお腹がすきました。