世話焼きの妣に倣ひて蜜柑煮る

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    今月の産直フルーツは何種類かの柑橘類が届きました。皮も捨てるには惜しいので
ポンカンでマーマレードを作りました。煮ながら昔母は風邪をひくと蜜柑やりんごを
皮ごと煮ていたのを思い出しました。

 会社の寮生の賄いをしていた事がありましたが、よく風邪をひく男子がいて
その度に煮た果物を食べさせていました。山梨出身のその男子は「すいー、酸いー」
と言いながら食べさせられていましたっけ。寮生の中に沖縄出身の男子がいて偏食が
激しく、何なら食べられるかと聞くと黒砂糖と答えて、黒砂糖を出してやると
ご飯に掛けて食べたのには驚きました。

 若い頃の彼らの顔を思い出しましたが、今頃はどんな親父、いやおじいさんに
なっていることやら。

 

 支部の化粧品販促の額が不足しているようなので、少し協力しようと手持ちの

化粧品の中で切れそうな物を確認して、メイキャップベースとパウダリーファンデーションを、夕方新聞を届けてくれたM崎さんに言付けました。

 

 見送りに外へ出ると強風が吹いていました。こんな中活動しているM崎さん達には

頭が下がります。