この宿の主人は在りやすみれ草

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  今日はコミュニティスクールで「うたごえ」がありました。いつもは第一週目ですが
今回は最終週に変更だったためか、声が出にくく低音で他の人に気づかれないように
小声で歌っていました。半ばで少し出るようになりました。

 

 今日は別れの歌が主題でした。聞いた事はあっても歌えない曲が数曲有りました。
来月の班総会での小組発表で歌う歌を選び授業の終わりに練習をしてもらいました。
曲目は「青い山脈」「明日があるさ」新婦人バージョンです。先生も当日参加してくれるのでギター伴奏で、全員での合唱も出来ます。

 

 帰宅して間もなくボランティアの時間になり、若葉が丘の通所サービスへ行きました。今日はいつもとは別の列のテーブルに集まって書いたので、移動距離が少なくて済みました。初めて参加した女性がとても喜んで、何度も「有り難うございます。」と頭を下げられるのでこちらも嬉しくなりました。

 

 夕方、新聞を配りに出ました。坂道を上っていくと山吹の黄色い花に覆われるフェンスがあり春も本番になって来た感が深まりました。頂上の家の石垣の端に野の菫が咲いていました。奥様は若い頃に亡くなりご主人が一人住まいの筈ですがここ数年見かけたことがありません。

 奥様とは家が離れていて、親しくはありませんでしたが玄関先に立つ美しい姿を覚えています。その向かいのお宅では数ヶ月前に奥様が亡くなりました。二人揃っている所がどんどん少なくなって来ています。