薄れ行く夕空上る初夏の月

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      絵画教室の近くのお宅の奥さんが咲き終わった木香バラを剪定していました。
密集して咲いていたので挟みを入れる度花ビラが風に舞い上がりました。
先生宅にはいつもなら午後に来るM崎さんも見えていました。

 

 SさんとM崎さんは午後は押し花小組に出るので絵の方は午前の組に
参加しました。押し花教室も近くにあります。押し花の作品作りには日頃から
材料となる植物を集めておく必要があるので道道の草などに目が行くようです。

 

 午後はメンバーが替わって、大人のぬりえ教室になりました。私は今日も
午前中にスケッチした絵に色づけをしながら、皆さんの話に加わりました。
Y口さんは今日も素敵な和服姿でした。S水さんのマニュキアは月に一度新しく
するのだとか。中央に赤いハートのあるキラキラした指輪が珍しいので見とれました。
友人の作でスワロフスキーがちりばめられているのでした。

 

 お茶の時間には、サラダや煮物、和え物、当番の用意したチーズケーキにチョコレートと豪華でした。おしゃれなお八つを目の前に、何故か幼い頃の田舎のお八つの話になりました。私の思い出は、胡瓜や茄子の塩漬けや竹の子の皮に包んだ梅干しなどお菓子とは縁遠いおやつが懐かしいのが不思議です。

 

 午後から曇りぞらで気温がさがり寒くなりましたが、雨戸を閉めようとすると夕焼け雲が赤く染まっていました。しばらくして外へ出ると西の山並みに夕陽が沈んでもまだ赤色は残っていて上空には月が出ていました。明日は晴れる事でしょう。