鑑賞の火照り静める木下闇

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     9時半頃バスに乗るとY田が乗っていました。上野行きは不参加と聞いていたので
何処へ行くのかと尋ねると上野へ行けるようになったとの事でした。待ち合わせのあざみ野駅ホームにはM崎さんとY口さんが待っていました。4人でH先生の旺玄展が開催されている東京都美術館へ向いました。

 

 今日も和服姿のY口さんは駅から美術館までの距離を気にしていましたが皆に遅れずついていましたが、さぞやきつかったことと思います。

 美術館の入り口に並んで動物園の入り口が出来ていました。昨年は隔たりがあったように思うのですが。美術館の中は行列が出来ていました。クリムト展の入場者のようでした。

 

 旺玄展の会場に入ると、常任委員の作品から展示されていました。力作揃いなのでゆっくり鑑賞しました。山林を描いた作品の前で立ち止まっていると作者から御礼の言葉を掛けられました。もやがかかったような静かな晩秋の風景が私達に好感を与えてくれました。

 H先生の作品は日本画コーナーにありました。銀座展で観た作品も出展していました。先生の作風も少し変化してきているように感じました。

 25コーナーすべてを廻ると最後の方はじっくり鑑賞する元気がなくなります。休憩の椅子の置いてある場所が少ないので、足が疲れてしまいます。12時半に2Fの食堂に入りやっと一息つきました。途中でS水さんが合流したので5人になっていました。おしゃべりとオムライスと珈琲でしばらく楽しい時間を過ごしました。Y口さんは宣伝チラシを見て私達の会に入会して本当に良かったと喜んでいました。

 

 美術館を出ると太陽が照りつけていました。広場を抜けて高木の生い茂る林に入ってほっとしました。毎年展示会に来ているので木々は上へかなり伸びた筈です。

 帰宅後さすがに疲れがどっと出てへたり込んでしまいました。