夏の夜や庶民に遠き晩餐会

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   今日からゴミ当番です。9時前に収集車が通り過ぎる音がしました。
バケツに水を汲んで箒を持って集積場へ行きました。バケツは古くて上部が少し欠けています。そのうちに持ち手近くまで割けて来たら大変と思いますが、なかなか新しいのを買いに行くのが億劫です。

 

 ゴミ箱の中は、枝落としをした家が多かった様で葉っぱのかすがくっついていました。水を流して箒で綺麗にしました。中が乾くまで蓋を開けたままにしておきました。

 午後は書道ボランティアへ行きました。私は家が近いのでさほどでもありませんが、少し離れた所からの人達は暑くて気の毒でした。入所者さん達はエアコンが入っているので元気でした。

 I葉さんはすっかり慣れた様子で、何枚も書き上げました。毎回自作の俳句を書いていたI子さんは最近は俳句を作っていないのか、お手本の文字を書いていました。かわりに、白雲という号をお持ちの男性が受付の所に「受付は美人が多く用忘れ 白雲」と書いて貼ってありました。

 

 今日も何やら小さな文字の散文を書いていて、中に白髪やしわの文字があるので、肌が綺麗で皺など有りませんね。と話しかけたら私の耳元で、いやいや皺だらけの人がいるんだよと、どうやらご自分のことではなさそうでした。

 

 帰りにボランティア仲間のFさんが頂き物といって八つ橋や生菓子を皆に分けてくれました。連日の暑さに体が悲鳴を上げているようで、家に帰るとバタンと畳の上に寝転んでしまいました。

 

 今夜は宮中ではアメリカ大統領夫妻を迎えて令和最初の晩餐会が開かれているのだなと思いながら外へ出ると涼しい空気が気持ちよく感じました。そこではっと気がつきました。ゴミ箱の蓋!あわてて閉めに行きました。