どくだみや縁に飛び散る足の爪

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    昨年無くなった友人Sさんに、ヨガを勧めたことがありました。彼女は足の指の形が
悪いので人前ではやりたくないと拒みました。素足にならなくても良いのですが
あまりきっぱり拒絶されたのでそれ以上は言えませんでした。

 先日上野の展示会で一緒に食事をしたS水さんとY口さんのマニュキアがとても
素敵でした。S水さんの足元はサンダルを履いた指にはペディキュアも施されていました。指先までおしゃれを楽しむ余裕に、指輪一つもつけない自分を恥じました。

 

 手の指はまだしも、足の親指の隣の指の爪がいつの頃からか親指側に斜めになって来てSさんの気持ちが今更ながら理解出来ました。とても人様に見せられたものでは無いからです。

湯上がりに、今日こそはと足の爪を切りました。濡れ縁側の戸を開けて新聞紙の上で切りましたが硬くて爪切りを一度では切れず二三度エイっと渾身の力で切りました。当然爪は遠くへ飛び散りました。

 

 爪切りの刃が切れないのか私の握力が落ちたのか、それとも両方なのでしょうか。
庭には抜き残したドクダミの花の白さが目立ちます。