料紙にも雅な銘在り桜桃忌

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  先日100円ショップで買った洗濯物の部分洗い用のブラシを試してみました。
ブラシの上の蓋を開けて洗剤を入れて、蓋を閉めてから蓋の中央を押して、洗剤を
ブラシにしみ出させて、汚れのひどい部分をごしごしするのです。

 握力、指の力の衰えた私にはちょっと骨な代物です。洗剤をなんとか押し出して
見ますが、考えていたよりもスムーズに行きません。つい固形石けんをすりつけて
手でごしごし洗いました。このほうが早く作業が進みました。

 

 墨を摺り、競書の練習をしました。仮名一部、二部それぞれ二枚づつ仕上げて次の
書道の時に提出します。次は本阿弥切れに取りかかりましたが、先生から分けて頂いた
用紙の色が数種類混じっていることに気がつきました。4枚で一作品になるので取り合わせに注意しなければなりません。

 

 残り何組有るかと数えてみて、提出までに心細くなりました。ネットで同じような料紙を捜しました。今まで購入したショップには見当たらず、検索してようやく見つかりました。和風の雅な名前をつけた、料紙が沢山あって迷いました。あれかこれかと、さんざんページを繰って、最後の最後に現在手元にある用紙の地模様と同じ物に辿り着きました。

 

 「御所の華」と名付けられた料紙の半懐紙でサイズも同じでした。50枚で3500円(税別)で送料800円かかります。今の私には贅沢品かもと思いますが、あまり恥ずかしい作品は出したくないので仕方有りません。無駄にしないように心して書かなければと思います。