月見草バス待つ首の長くなり

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   今朝も百合の花粉をシャツに付けてしまいました。腕にもついていました。歯ブラシで掃くようにすると、綺麗に取れました。ほっとしていると電話が入りました。
「どうしたの?来れますか?」はい。とは言った物のえーととカレンダーを見て
火曜日、そうだ先週の代わりに今日になったのだと思い出しました。

 

 大急ぎでUVクリームを塗りその上におしろいをたたき、眉を描き口紅を引いて、月謝を入れて、靴を履いて・・・鍵がありません。部屋に戻って昨日持っていた手提げやリュック、ベストのポケットと思いつく限り捜しましたがありません。しかたなく予備の鍵を使いました。

 

 先生宅までは1分もあれば着きます。いつものようにドアを開けようとしましたが
開きません。階段を降りてインターフォンを押すと「どうぞ」と先生の声がしました。
「鍵がかかっていますけど」あら、と言う声を聞きながら玄関へ。

 

 今日は富士山の風景画の仕上げをしました。お昼は夏祭りの手伝いで作ったカレーの
残りに夏野菜を足して煮なおした野菜カレーをご馳走になりました。食事をしながら
の話の中に月見草の話が出たので、昨日バス停横の空き地に2本見かけたと言うと
先生もああと気がつきました。最近はほとんど見かけなくなりました。花も小さくなったように思います。もっとも夜は出かけないので昼に萎みかけのものしか見ていませんが。

 

 帰ってからまた鍵探しをしましたが見つかりません。しばらくして台所の野菜入れの籠を見ると鍵の根付けが見えました。昨日買ったものを冷蔵庫などに入れているときに落としたようです。暑さボケなのか、加齢によるボケなのか、いやはや。