沖縄の闘い今も秋暑し

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 今日は時々激しい雨に見舞われました。15分ほどで止むのですが、いつ降り出すか
解らないので、早めに洗濯物を取り込みました。

 

 区役所内の公会堂側にある第一会議室で「平和のつどい」がありました。空模様を
見ながら、バス停に行くとN田さんに会いました。珍しくバスでの外出です。バスに乗るとOさんが乗っていました。平和の集いに行くとのことで、三人一緒になりました。

 

 会場に入ると椅子が円形に並べられていました。私達で椅子はもういっぱいでした。
椅子を更に増やして行きましたが、それでも立つ人が出て前の人から中央に座りました。定員オーバーです。

 

 川和教会の牧師、平良愛香さんの挨拶から始まりました。二文字のたいらは沖縄に多いとのことです。男性なのに愛香という名は、男女どちらでも良いように、またその当時ベトナム戦争に沖縄の基地からアメリカ兵が飛び立ったそうで、沖縄の基地がベトナム戦争に使われて加害者となる苦しみを聖書のイスラエルの民族が迫害からの救いを神に求めた哀歌から、ご両親が哀歌→愛香と名付けたそうです。

 

 この話から、沖縄の人達は自分たちの為だけではなく沖縄の基地が有ることで加害者になることに苦しんでいると言う事を知りました。

 

 8月15日以降も沖縄ではまだ戦争は終わらず死ぬ人々がいたと言います。数ある洞窟に逃れた人々の生死を分けたのは何でしょう。

ある洞窟ではアメリカ軍につかまれば容赦なく殺されるという話に殺されるならと集団死を選びました。近くの別の洞窟には1000人ほどの人々がいましたが、ハワイでの
経験からアメリカは国際法に従って捕虜を扱うので殺される事は無い、アメリカ軍が来たら投降しようという人に従い投降して誰も死ぬことは無かったそうです。

 

 牧師さんの後に、フリートーキングで広島や長崎へ行って来た中高性の話、核兵器廃絶の署名を集めている大学生の話、生徒に如何に戦争の話をすべきか悩む中学校教師、戦時中の体験、東京大空襲の体験談と続いて2時間は中身の濃い時間になりました。