身に染むや受話器漏れ来るすすり泣き

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 電話機に佐渡の義妹の名前が表示されて、一瞬不吉な予感を覚えました。平静を
装って受話器を取りました。あの~といって次の言葉がなかなか出ない様子でした。
お父さんが亡くなりました。ああやっぱり。

 

 5日の夜に亡くなったと言います。もうお骨になってしまったそうです。近くに主人の親戚がいないので、18年生まれの会の友人達で簡単に済ませたそうです。私共へも遠慮から連絡をしなかったとみえます。

 

 2年前には畑仕事に精をだして、作物を我が家にも送ってくれていたのです。体の
弱い義妹にかわって、食事の支度もしてくれていた頼もしい旦那様でした。義妹の深い悲しみが受話器を通して伝わってきました。昨年の今頃の私の心境を思い返しました。


 今日も冷房の部屋から外へ出るとくらくらするような暑さでした。そのせいか頭も時々痛みます。それでも5時頃になると涼しくなります。エアコンをつけずに眠れると良いのですが。