葛の花眼下に堰の波白し

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  今朝は半袖では肌寒く感じて七分袖のシャツを着ました。多古町の産直が来ないと野菜室が淋しいので、無人販売所で何か仕入れようと出かけました。もう胡瓜やトマトは見当たりません。茄子、南瓜、オクラがあるのを確認してから前を通り過ぎ、田畑の方へ向いました。

 

 稲は黄色く稔っていました。道路際は先日の台風の為か倒れている田もありました。

川沿いのサイクリングコースは夏草が生い茂り、ジョギングの人一人通る幅しかありません。窪みに身を寄せて道を譲ると「済みません」と頭を下げて走り去って行きます。

 

 今頃は秋桜が咲き乱れているはずとどんどん進んで行きましたがフェンスに絡む縷紅草や葛の花ばかり目につきました。諦めかけた頃、少し秋桜が咲いていました。昨年フェンスの川側に「花を植えないで下さい。」と立て札があったような記憶が蘇りました。河川敷は災害時の用心の為無断で花壇にしてはいけないのかも知れません。

 

 川の流れが見えないほどに雑草が生い茂るよりは綺麗な秋桜を眺める方が良いように思うのですが。しばらく田園風景を楽しみ新鮮な空気をいっぱい吸い込んで、目当ての野菜を買って帰りました。