亡き夫の癖も懐かし賢治の忌

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 先日かかりつけの医院で紹介された脳神経外科へ行きました。地図を辿って
無事行き着きました。外から見たより中は広く待合室にはすでに多くの人が
来ていました。問診表に書き込んでしばらくすると看護士さんから血圧と握力を
測定されました。

 

 診察室の前の椅子でもだいぶ待ちました。落ち着いて周りを見回すと美術館のように
絵画が飾られています。第一診察室横には上村松園の「序の舞」、先程血圧を測った
場所の前には同じく上村松園の代表作が数点並んでいました。

 

 診察室に呼ばれて問診と目の動き、簡単な聴力の検査、手を握ったり開いたり
足踏みの様子を見た後、MRI検査をしました。大きな音がするからと耳にヘッドホンを
かけられました。ベッドに横になり目を閉じて装置の中に入れられて、20分ぐらい
様々なスキャンの音を聞かされました。

 

 検査結果まで更に待ちました。背後の棚には緒方光琳の焼き物が並んでいました。
その他にも掛け軸が所々にありました。もっとそばによって見たいほどでした。
検査結果は異常なしでした。中耳炎の跡、鼻炎が有ることなども画像からわかるようでした。

 

 頸椎のエコーと動脈硬化の検査の予約をして病院を出ました。10時前に入って終わったのが12時半でした。次回は1時間内で済むそうです。

 支払いの領収書を見て正式な病院名が「医療法人ほたるいか横浜青葉脳神経外科クリニック」と知りました。ほたるいか?長い名前ですね。

 

 今日は宮沢賢治の命日とか。雨にも負けず風にも負けず・・・・。民謡を習っていた

主人はみんようの先生宅近くの橋を渡るのが、雨の日、強風の日は休むと言うので

賢治の詩をもじってからかった事を思い出します。