失せ物は木犀の散る道角に

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  今日は天皇即位式の日ですが、朝から生憎の雨になりました。テレビ中継は
絵画教室で見ながら手を動かしました。先生は3時までに京橋に出かけるというので
早めに切り上げて、食事の時間も早めになりました。

 

 午後は班会議で、N田さんの車で出かけました。以前N田さんは携帯をなくしました。家の中だと思うけれど見当たらず、新しい携帯に替えました。それを思い出して
車のシートの下とか探したかどうかと聞きました。

 

 班会議が5時過ぎに終わりました。外へ出ると雨は上がっていました。助手席に座ったときに携帯など入れた手さげを椅子の下に落としました。口が開いていて逆さになって中の物が椅子とドアの間に落ちました。手探りで拾う事が出来ました。

 

 明日は吹き矢があるのですが、N田さんが興味を示したSさんに明日吹き矢があるので見学に誘って見てはとSさん宅の近くに車を止めて私が降りて、チィムを鳴らしました。2度試みましたが不在で会えませんでした。我が家の近くの道角で下ろして貰いました。

 

 家の戸口で鍵を出そうと手提げの中を捜しましたがありません。別の袋の中も念入りに捜しましたがありません。N田さん宅に行き、車の助手席の下をライトで照らして見て貰いました。鍵はありませんでしたが何とN田さんの失くした携帯電話がありました。私の鍵は見つかりません。

 

 N田さんの所から、会場のY下さんに電話をすると通じません。M崎さんにかけるとバスの中でY下さんも一緒だとの事でY下さん宅で捜す許可を貰いました。N田さんの車で再び向う途中、先程私が車を降りた辺りに何か細長い物を見つけてN田さんがあれ何?といいました。私が確かめると鍵でした。多分車の中で落したものを、降りるときに靴で蹴落としたのかも知れません。N田さんにはとんだ迷惑をかけてしまいました。

 

 帰りは道に散り敷いた金木犀を眺める余裕が出来ました。まだ咲き始めたばかりなのに雨と風で早くも散りだしたようです。薄暗い夜道を黄色に染めていました。