海の香は古スケッチの合間から

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 絵画教室へ出かける支度をしているとSさんが書道の競書を取りに寄りました。お孫ちゃんを迎えに行って来た帰りとか。後部座席から伸び上がって私を見ようとしています。可愛い女の子でした。手を振るとはにかんでいました。

 

 少し遅れて先生宅に向いました。玄関の三和土には他の生徒さんの靴がないので不審に思いました。Yさんはお出かけでお休み。Uさんは昨日挨拶に見えて教室を止める事になったそうです。というわけで先生と差し向かいで始めました。

 

 10年も前に、真鶴でスケッチした絵を見つけたので、色を加えてみました。あの時はお天気が悪くなり早めにスケッチを切り上げて海産物の食堂で過ごしました。水彩画を始めたばかりで、スケッチ旅行は2度目だったと思います。

 

 当時は現役の時はバスの運転手さんだったという絵の仲間が数人いてかわりばんこでミニバスを運転してくれました。車中の会話も愉しかった思い出です。現在は運転する人がなく電車で出かけるそうです。電車になってからは私は参加していません。

 

 恒例の食事のふるまいができず、先生は淋しそうでしたが鮨屋さんの大きな湯飲みに

たっぷり注いだお茶を美味しくいただいて帰りました。