白百合の首長くして誰を待つ

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 玄関横の植え込みの間から伸びに伸びた百合が咲きました。道路側から見上げるようにしなければ花の正面が見られません。赤い鹿の子百合の倍も丈があります。まるで

遠くを見渡しているようです。

 

 見慣れぬ番号が表示されて、ちょっと躊躇染ましたが出て見ると、Y沢さんの声がしました。書道を始めたいと言っていたのですが、家の建て替えや引っ越しの疲れが出たのか体のあちこちに不具合が出て、参加出来なかったとの事でした。

 

 昨年ご主人を亡くされていて、私にご主人はお元気ですか?と問いかけてきました。

つい先日三回忌でしたと答えると驚いていました。昔は近くに住んでいて同じ班内でした。同じ自治会内ですが通りを何本か隔てた所に移ってからはほとんど会うことがありませんでした。懐かしいあの人この人の話などしている内に随分と時間が過ぎました。

 

 東京のコロナ感染者が400人を越えたと報道されたので、姉の事が心配になり電話を入れました。元気な声が聞こえて安心しました。週一のデイサービスは続けているようです。プールも行っているが80メートルしか泳げなくなったと嘆いていました。

87才なのでそれで充分と思います。コロナにかからないように気を付けてと祈るばかりです。