いったい何日雨が降り続いているのやら。雨戸を繰ると庭は雨に打たれて寒々としています。椿の木に寄り添っていた石灯籠が、木を切られてむき出しになり、今までよりも風雨がこたえるようになりました。この家の主と共に老いも進み、所々に苔が生えています。普段は年のこと老いることをあまり意識していませんが、こうもじめじめした日が続くと、腰痛やら膝痛やらが首をもたげて、マイナス思考になりがちです。
今夜半から明朝に台風がやって来そうです。対策といっても雨戸を閉める事ぐらいです。その前に選挙の開票が進み、与野党の勢力分布が判明する事でしょう。
各陣営は今頃は開票の始まるのを固唾をのんで待て構えていることでしょう。
私共庶民はただ、どちらに風が吹こうがじっと見守るしかありません。