山吹や垣根丸ごと黄に染めて

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 今日は風が強く洗濯物を外へ干して良いものか迷いましたが、外へ干しました。

私がかたづけ物をしていて10時を過ぎているのに気づかずにいると、いつもならお八つを催促する主人が、外へ出かけようとしていました。

 

カーディガンを脱がせて薄手のジャンパーを着せ、「坂の上には行かずに、下の道を歩いてね。病院の方へは行かないようにね。」と念をおしました。道路へ出るとき突風が吹き一瞬たじろいだようでしたが、私に逆らって坂の上へ向かいました。デイサービスに行くようになって活動的になったように思います。

 

 頃合いを見て様子をみに行こうと思っていましたら、帰ってきました。風が強くて早めに帰ったようでした。遅いお八つのいちご大福を食べていると直ぐお昼になりました。パンにつけるジャムを買い忘れていたので、急遽カスタードクリームを作りました。バニラエッセンスなしですが、まあまあ美味しく出来ました。

 

 三時近くに主人は昼ご飯を食べてなかったと言い出しましたが、「食べましたよ。」

といって構わずにいて、ふと主人の方を見ると牛乳をチンしてコーンスープを溶かし入れて、食パンもお皿に乗っていました。夕飯を食べていないと言う事は有りますが、昼食も忘れるようになったのでしょうか。

 

 夕方近くに新聞を配りに出ました。近くの桜の花はほとんど散ってしまいましたが、ハナミズキの花が咲き始めました。でも不思議と白い花ばかりです。以前はピンクの花も見かけたのですが。坂の上の方にぱあとひときわ明るい黄色い垣根が目に入ります。

山吹がフェンスを覆い隠して、地面まで垂れ下がっています。しばし見とれましたが空模様が妖しくなって来たので、風に後ろを押されながら早足で帰りました。