昼寝覚めうとうと髭を剃る夫

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 今日はケアマネージャーさんの来訪日でしたが、電話で主人の状況を報告して

今月の訪問は無しで、退院日が決まったら連絡することにしました。

 

 11時半のバスに乗ろうとバス亭へ急いでいると、ばったりNさんに会いました。顔がすっぽり隠れるほどのマスクをしていました。最近彼女が急激に痩せていて気になっていました。Oさんも心配していたのを思い出しましたが、バスの時間が気になって体調を聞き出せませんでした。Nさんのご主人も横浜総合病院に入院していた事があり循環バスの事も知っていて、時間を待つ間に休む場所を教えてくれました。

 

 あざみ野駅改札を出てアーケード街に入り、沖縄名産店前にベンチがあって、数人座っていました。幸い私の座る椅子もありました。目の前のドアからバスの来る通りが見えました。

 

 病室(といってもドアがなくカーテンで仕切られていてナースステーションから直ぐに入れるようになっています。)へ行くと処置をしている最中で、少し待ちました。

主人は口を開いて寝息を立てていました。看護師さんが奥さんですよと声をかけて起こしましたが、すぐ寝息を立てます。

 

 昨夜眠れなかったようです。昼夜が逆転するのを看護師さんは恐れているようでrした。何度か声をかけて起こして「私は誰?」と聞くと薄目を開けて私を見て口がほころび「礼子さん」といいました。普段名前を呼ぶことが無いのでびっくりしました。

 

 隣のベッドの男性が来て隣の何々ですが昨夜「お母さん、おかあさん」と何度も呼んでいましたよと教えてくれました。だいぶ迷惑をかけたようで恐縮しました。

足に白いストッキングを履いていて、腫れていた足がほっそりして浮腫が取れていました。看護師さんによれば強く引き締めるストッキングを履いている為でしょうとのことでした。

 

 電動カミソリを持ってきたと話すと、看護師さんは拘束していた腕の紐を外してくれました。主人の手に持たせるとそろそろとあごに当ててそり始めました。目をつむったままで半覚醒状態なので私も手を添えて時間をかけて剃りました。

 

昨日の夕方リハビリ担当者と一緒に歩いたと聞いて安堵しました。自力で歩けるか心配でしたから。循環バスの時間に合わせて入院時に着ていった下着と汚れた腹帯を洗濯するために持ち帰りました。