病床の夫饒舌に大暑かな

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 出がけに電話が鳴っていたが、バスに遅れてはと無視して鍵を掛けて急ぎました。

たいてい遅れるのですが、置いて行かれるのが嫌で時間前にバス亭に着くようにしています。

 

 9時24分のバスで出かけて、外苑前に10時30分には着きました。3週間目の皮膚科の診察日でした。今日もぴったり予約時間11時に診察室へ通されました。順調に皮膚の色も良くなっていると言われました。長い蓄積のシミだったので、アフタケアが大事ですと何度も念を押されています。1ヶ月分のクリームを調合して貰いました。

 

 帰りは別の道を通って見ました。地図の読めない女と自覚しているのに無謀な行動です。頭の中で前に見た地図を思い描いて多分こう行けば地下鉄の乗り場に行ける筈と思ったのですが行けども予想とは違う風景になりました。

 

 それでも大通りに行けばなんとかなるとどんどん進み、何とか地下鉄乗り場にたどり着きました。でも来た時の出口b3でしたが、たどり着いたのはb1出口でした。まあたいした隔たりではなくて幸いでした。

 

 病院には12時40分に着き、コンビニでパンと珈琲を買って休憩所で昼食にしました。

レジには看護師さんや医師と見られる人も並ぶので、病院の食堂は無いのかも知れません。バスの運転手さんもコンビニ弁当です。

 

 1時に病室に入ると、看護師さんから今日はデイルームで車椅子に座って食事をしましたと聞きました。一歩前進です。ベッドの上半身を上げて、やると色々口は回らないながら話をしました。耳の後ろやぼんの窪あたりを指圧のまねごとをしてあげると

目をぱっちりあけて、話の受け答えをします。時々我が家にいると思っているのか

向かいのご主人の名前が出て来たり、息子の事を聞いたりします。

今日は来ていないというと、「さっきいたでしょう」と昨日、今日の区別がついていないと見えます。

 

 それにしても暑い一日でした。今日24節季の大暑にあたります。