はしゃぐ子の爺振り廻す秋の声

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 どうせ避けられないなら銀行の届けをやってしまおうと、意を決して出かけました。
主人の取引銀行の窓口に行き主人が亡くなった事を告げました。どのような手続きを
すれば良いのか聞きました。今日はまずは死亡の報告と言うことで、後日所定の用紙に相続人全員の自署、と印鑑証明、戸籍謄本がそろい次第改めて出向く事になりました。

 

 届けた時点で口座は凍結です。もう一行も通帳を持っていませんでしたがダメもとで寄って見ました。銀行によって手続きの仕方が違うようで、此方は窓口担当者がサポートセンターへ連絡して、折り返しサポートセンターから電話がかかるので待つように指示されました。

 

 ロビーのソファで連絡を待っていると小さな女の子がちょこまか駆け回っていました。おじいさんに連れられて来たようで、少しの間もじっとしていません。顧客と応対する別室のドアが開いていると中へ入って内側からドアを閉めたり、ソファの上で飛び跳ねたり、見ているぶんには見飽きません。

 

 おじいさんにとっては、たまった物ではありません。この銀行は古い方で待合室がとても広いのです。おじいさんの所からは、応接室の中は見えません。死角になって誰も気がつかないうちに行く方がわからなくなったら大変と思っていると、銀行の案内の女性が気がついて優しく連れ出して来ました。

 

 サポートセンターの人から電話が来て、手続きの説明を受けました。此方は自宅の方へ書類を送るのでそれに記入して銀行へ提出です。同行の別の支店にも長い間取引の無い主人の口座があるそうで、通帳がなくとも解約できるそうです。

 

 家に帰ってから、主人のクレジットカードの解約申し込みとそれに変わって私のカード申し込みの書類送付を依頼しました。あとやるべき事は・・・・まあ追々で良い物は後にしましょう。

 

 夕方、美容院の先生が弔問に見えました。シャワーを浴びたあとでヘアスタイルが整って無くて気を悪くされたかと心配になりました。