水仙や坂はきついと言ふ老女

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      今日は寒くなるかと思いましたが、暖かな一日でした。
ボランティアでは汗をかくので、コートの下は薄着にして出かけました。
今日のボランティアは4名でした。木曜コースの人達の今年最後の書道でした。

 

 皆さん手慣れた物で、書く速度も早く4枚以上書きました。介護士さんが黒板に30日生まれの人の名前を書いていたので、主人がデイケアに通うようになって始めに誕生会があったことを思い出しました。介護士さんも主人が歌が上手で声が良く聞き惚れていました。と言ってくれました。

 

 誕生会で貰ったバラの花はドライにして今もサイドボードの中に飾ってあります。
書道の後片付けを終わって、冷たいスポーツドリンクを振る舞ってもらい、少しの間
仲間同士でおしゃべりをしました。

 

 家に帰り着替える前に新年号の新聞を配りに出ました。年末に配ろうかとも思いましたが寒波が来そうなので今のうちにと出かけました。坂の上の道を曲がり下り坂になるTさん宅の水仙は今日も一列に並んで見下ろしていました。

 

 坂の下まで来て曲がり我が家の前に辿り着くとはす向かいの家の前のフェンスの石の土台に何度か会ったことのある老婦人が腰を下ろしていました。荷物を傍らに置いているところを見ると疲れて一休みしているところのようでした。

 

 私に気がついて坂の上を指さして此処を上るのはきついわね~と声を掛けてきました。ほんとそうですねと返事して会釈して我が家に入りました。若い頃は考えたこともない住宅地内の地形に高齢化した住民が多くなり、上り下りに四苦八苦しています。