長閑けさや童女に返る友歌ふ

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  書道の日で会館を開けた時はまだちょっと寒くて暖房を入れました。
そのうちに日差しが入ってきて暖房を切りました。

 

 書道終了と入れ替わりにヨガのメンバーが入って来ます。歩いてくるので室内が
暑く感じるようで、網戸にしたり入り口の仕切りを開けておきました。そこへ、「お金はいくら?」と近所に住むU田さんが入って来ました。最近はいつもお金の事を聞きます。此処は会員の人だけの集まりだと説明して「ほら、他所から来ているから知らない人ばかりでしょ。」というと?中を見回して「あの人知ってる。あ、」とY田さんを
見つけて側へ行きました。

 

 彼女の隣の家はY田さんの持ち家で貸家にしていたのですが借家人が出たので自分が住むことにしたのです。「お久しぶりね~貴女に会うなんて~♪」と大きな声で歌い出しました。数年前にはこの部屋で老人会の食事会をして、彼女もボランティアの一員でした。食後の歌の時は先頭でリードする役でした。当時から陽気な人でした。

 

 なだめられて帰って行きました。ヨガも終盤になり仰向けのポーズをしている時に「お金はいくら払えば良いのですか?」と大きな声がしました。近くにいたKさんが優しく言い聞かせていましたら「頑張って~」と言って帰って行きました。可哀想にも思いますが自治会の親睦会なら仲間に入れてあげられるのですが、一応先生を迎えての会なので帰してしまうのです。 どうして仲間に入れてもらえないのかときっと悲しい思いをしているのだろうと胸が痛みます。