梅雨晴れや上野の森に踊りの輪

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     9時半のバスに乗って市が尾で降りるとOさんと一緒になりました。
今日は上野の東京都美術館でK先生の独立展へ書道小組の皆さんと出かけました。
Yさんがバスに乗っていなかったので不参加と思ったら、待ち合わせの場所を勘違いしていました。無事に合流出来ました。

 

 昨日の寒さは何処へやらかんかん照りで上野駅から美術館までの道のりがきつく感じました。広場に出ると、浴衣姿の男女が輪踊りをしていました。先月訪れたときより人出が多いように感じました。

 

 旺玄会の時と全く同じ会場で、絵画が書道に変わっただけです。K先生の作品は良寛さんの「あづさゆみ、春に・・・」の大字仮名作品でした。いつもながら先生の創作作品は品があって文字の配置も巧みです。全国からの選抜作品は数多く、書に親しんでいる人の層の厚さに心強く思いました。

 

 最後のコーナーは高校生の大作大賞作品でした。若さ溢れる作品に圧倒されました。13時からギャラリートークと言うことでギャラリーの人が大勢集まって来ました。担当の先生方が前に立っていたので私達も少し聞いて行こうと待機しました。最初に討論される作品のある14番のコーナーへ誘導されました。

 

 女性の作品で三行に流麗な筆運びの漢字で、作者は書くスピードが速いので一気に書いたとのことでした。担当の先生の評価は大変高く、数多い文字に誤字脱字のないことも評価していました。それだけの文字を書くには正しい読み形を調べる事も作者の実になる。少ない字もそれなりに良いけれど、多くの文字を書くことで身につき
得るものも多いと思うと言うようなことを述べていました。我が意を得たりという思いでした。

 

 1時半頃食道に入るとすぐに席につくことが出来ました。今日もデミグラソースのオムライスと珈琲のランチにしました。年金だけでは2000万不足という話題についてや、老後の生命保険見直しの事、投資のこと、検診のことなど話し込んで気がつけば3時をまわっていました。初参加のKさんも楽しかったようです。

 広場ではまだ輪踊りが続いていました。熱中症にならなければ良いのですが。