見上ぐれば皇帝ダリア冬空に

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 署名をした用紙を持って先生に届けました。頼んで置いた筆を受け取り家に戻ると

すぐに先生から電話で、落款と署名の間隔が狭いとだめ出しがありました。話している内に良いかなと思うのもあると言い出して、一応選考会に持っていくが万が一の為に

用紙を残しておくように言われました。

 

 午後月曜コースの書道ボランティアへ行きました。二階のエレベーター前のソファーにずらりと仲間が座っていて御どろきました。こんなに沢山のボランティアさんが揃うのは久しぶりです。人手があるときにとお手本の四季毎のバインダーの整理ができました。

 いつも同じ席に座っている90才を過ぎている男性の書いているのを覗いたら「初恋はつれたと思ったら糸切れた」とあるので「失恋したのですか?」と聞いたら可笑しそうに笑っていました。幾つになっても初恋は忘れられないそうです。

 

 終了後庭先でひとしきりおしゃべりをして、私一人方向が違うので裏庭に曲がります。ふと上を見ると皇帝ダリアが咲いていました。生前主人は花が咲くのを楽しみにしていて、時々この裏庭の様子を見に来ていたのを思いまします。