草引けば古灯籠の傷あらわ

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 日ごとに庭の様子がむさ苦しくなり、今日は重い腰を上げて軍手をはめて庭に這いつくばりました。もう鈴蘭も海老根も姿を消しているので、踏んでも大丈夫と手当たり次第に草をむしりました。燐家との境に伸びたヤツデや南天もばっさ、ばっさと切りました。

 

 庭の中央で青々として存在感のある紅葉もこの際葉を透かして地面の茗荷にも陽が届くようにしました。昨年は通路側に茗荷の子が出来たので、できるだけ茗荷の周りの草を取り除きました。気がつくと草やら枝やらで小山が出来ていました。

 

 一息つこうと濡れ縁に腰をかけて見回すと、石灯籠の笠が落ちていて笠を支えていた石は縦に割れていました。強風で落ちたのでしょうか?主人のお気に入りだったのに。

 

 新コロナウイルス感染者が少なくなって明日にも緊急自粛宣言が解除になるようです。一安心と言いたいところですが、神奈川の感染者が多いので地元の私は不安です。

これまで以上に気を引き締めねばと思います。