言の葉の一片欠ける秋の暮れ

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 最近朝のお経の途中で言葉に詰まることがあります。何とかごまかしますが気持ちが悪く、思いだしたときに身近な物に関連づける事にしました。暫く大丈夫だったのに、昨日またつまづきました。何に関連づけたのかもとっさには思い出せません。

 

 何かの拍子にまたふっと言葉が浮かびあ、そうだったと安心します。同時に又同じ事柄に関連づけます。

 

 昨日もブログにY下さんに頂いたお菓子マドレーヌの名前がマーマレードと綴ってあれ?可笑しいと思いを巡らしてマフィンになりました。でもなんだか違和感は覚えていました。

 

 今日お茶の時間に頂いたマドレーヌをとすっと名前が出てきて、Y下さんの近くのお店にその家の娘さんが焼くと「マドレーヌが焼けました」と貼り紙が出されるのだそうです。という話まで思い出しました。

 

 包み紙にMadeleineのラベルがありました。よく見もせずにお父さんの仏壇に供えてしまっていました。さてお味は、手作りならでの焦げむらとほろほろと新鮮な卵の優しい甘い味が口中に広がり幸せな気分になりました。

 

 Madeleineの名前の由来を調べると諸説あるようですが、フランスのスタニスラス・レクチンスキー公はメイドのマドレーヌの焼き菓子を好んだことからマドレーヌと

なったとか。巡礼者達にマドレーヌがお菓子を配ったので、マドレーヌの名が付いたとか等々。