雨情忌や亡夫と唄ひし童歌

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 今日は数々の童謡や民謡を遺した野口雨情の忌日です。七つの子、赤いくつ、雨降りお月さん、シャボン玉・・・・。主人は歌なら何でも好きでした。手術後もうまく声が出せなくとも、口を動かして歌おうとしました。

 

 最後に主人と一緒に歌ったのは「シャボン玉とんだ、屋根までとんだ~」でした。ベッドに横になって天井を見上げていてシャボン玉が飛ぶ様子を思い浮かべていたのかも知れません。

 

 最近心に残った韓流のドラマがあります。「ラブ・セラピー a poem a day」

肩の凝らないコメディ仕立てで、ある病院の理学療法士達の日常、デマや誤解、デマも誤解も容易に解けたり、恋愛のすれ違いやら、何処にでもありそうな話が描かれますが

その時の状況に合った詩が流れるのです。

台詞は無くとも詩が流れることによって、情景がより深く胸に染みます。

 

 若い頃はノートに詩を書きつけた事もありました。ふとドラマのように日常を詩に読めたらいいなと思いましたが、さび付いた脳が言う事を来てくれるかどうか。

今は a 俳句 a day で手一杯です。