糠床は胡瓜一本また愉し

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 毎朝食事の支度の中に前日の糠漬けを取り出して、床をかき回してから新たに胡瓜を一本半分にカットして塩をふりかけて糠床へ入れて表面を平に慣します。一年中同じ事を繰り返しています。たまに間をあけると古漬けになることもあります。

 

 床は直径13センチ深さ10センチほどの小さな円筒形のタッパーウエアです。よって沢山は入りません。食べるのは私だけですからこれで充分です。タッパーウエアは

かれこれ40年は経っていると思います。

 

 若い頃、ホームパーティ式の販売方法で、知人から買い求めた物です。時々開かれて

少しづつ買いました。始めは小さな惣菜の余り物を入れる器でしたが、その内に大きな

直径23センチ高さが25センチほどの円筒形のものその半分の高さの物なども揃えました。

 

 最近は色々な保存容器がありますが、タッパーは今でも蓋の歪みもなく現役で活躍しています。米びつになったり、味噌造りに使って重宝しています。

昔は家庭にいる主婦を相手のホームパーティ式販売があり、結構楽しかった思い出です。今は女性の社会進出でこういった集まりは聞かなくなりました。淋しいような。