春風や昨日も今日もジャム作り   遊々

            

一昨日の日曜日家事が一段落したところで姉にご機嫌伺いの電話を入れました。マンションの外壁の塗装のため建物に覆いが掛けられて家の中が暗いと嘆いていましたので、もう取れたかと尋ねると、まだそのままで、いつ工事が始まるのかさえわからないといいます。

 

道路向かいのビルの建設も数年前に着工した当初は工事の人達が朝礼のあとラジオ体操

をする様子が見られたが最近は人も見かけないと言います。人手不足は深刻な様です。

話の途中にインターフォンが鳴り出て見ると隣のご主人がゴミ当番のノートを届けに来たのでした。

 

姉の誕生日(91歳)に遊びに行く約束をして、あっと気がつきました。その日は新婦人の支部大会があり私が議長を仰せつかっていたのでした。その週の日曜日に行くと約束しました。

 

昨日ゴミ収集が終わった頃に水をいれたバケツと箒を持って集積場に行きました。道路の行き止まりに夏蜜柑が一個ありました。いつもならゴミ箱に入れるのですが、掃除の後拾って持ち帰りました。痛みもなく干涸らびてもいないので。

 

ピーラーで夏蜜柑の表面をそいでから、皮を千切りにしてゆでこぼしている間に実の薄皮を剥いて種を除きました。鍋に三度茹でこぼした皮と実を入れて全体が隠れるくらいの砂糖をまぶして水分が出るまで待ちました。

 

昼食の用意とジャム作りを平行して、出来上がりました。仕上げにポッカレモンを数滴

垂らしました。出来は上々でした。

 

四時半の歯科医院の予約に外へ出ると、まだまだ強風で身をこごめて坂道を歩きました。

かかりつけの歯科医院は流行らないのか、患者を制限しているのかいつも空いていて

待たさせることはありません。義歯の調整をしてもらいましたが、微調整が上手くて

安心して任せられます。

 

先生もだいぶ年を取ってきたようですが、どうぞいつまでも元気で現役を続けて欲しいと身勝手な願いを抱いてしまいます。

 

家に帰り着くと又々夏蜜柑が道路に転がってきていました。恐らく向かいの道路の上の方のTさん宅(今は空き家)の夏蜜柑が強風で転がってきた様です。未だ何個か木に残っています。

 

今朝も食後の後片付けの傍ら夏蜜柑のジャム作りに取りかかりました。Tさんご馳走様。