2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

去れば来る雨も小止みに六月尽

降ったり止んだりの一日でした。網戸にして風を通して油断をしていたら吹き込んで 床を濡らしてしまいました。紫陽花の花もだいぶ色が褪せて来ました。新しい花芽が 出来る前に切るのがいいと聞きましたがまだ惜しいような気もします。 明日の7月1日は水曜日…

おしろいやマスクの下に紅つけて

午前中に新聞代を支払いにコンビニへ出かけました。請求書の裏に銀行引き落とし やクレジット払いの案内がありますが、担当地区の販売店扱いなので、今一不安で見送りました。いつ購読中止にするやも知れませんし。 道中誰にも会わないのでマスクは外して歩…

佐渡にはのうコロナおらんと梅雨夕焼け

遅い朝食を済ませて、今日こそはと書道に取り組みました。引き続き隷書です 。なんとなく書法がわかってきました。先ず逆筆から入りますが考える前に手が動くようになってきました。案外私にあっているかもしれません。 気がつくとお昼をまわっていました。…

糠床は胡瓜一本また愉し

毎朝食事の支度の中に前日の糠漬けを取り出して、床をかき回してから新たに胡瓜を一本半分にカットして塩をふりかけて糠床へ入れて表面を平に慣します。一年中同じ事を繰り返しています。たまに間をあけると古漬けになることもあります。 床は直径13センチ…

立ち話する間も溢るノウゼン花

今日こそは忘れずに割れた茶碗をゴミに出しました。毎回出すのを忘れていたのです。あまり食器を割ることはありませんが、長い間使って居る間に疲労するのか引き出しから出そうとしてぱっくり割れていました。レンジで温める事が多いのも一因かも知れません…

元気でと電話の別れ梅雨の闇

統計では今日が一年中で一番天気の悪い日だそうです。確かに朝から小雨が降っています。今日は資源ゴミの日で、収集の時間は遅いので空模様を眺めながら、上がる気配を待ちました。 午前中には何とか雨は上がりました。時間があったので古紙も整理して出しま…

女等は強くなりしやらいてう忌

10時頃雨が上がったので、野菜の無人販売所まで行きました。近くの畑に向日葵が 咲いていました。写真は先週自治会館のプランターに咲いていた向日葵です。早咲きかと思いましたが畑では背の高い向日葵が咲いていたのでもうそんな季節になったのかも 知れ…

海の香は古スケッチの合間から

絵画教室へ出かける支度をしているとSさんが書道の競書を取りに寄りました。お孫ちゃんを迎えに行って来た帰りとか。後部座席から伸び上がって私を見ようとしています。可愛い女の子でした。手を振るとはにかんでいました。 少し遅れて先生宅に向いました。…

姿なきシャッター街をながし吹く

雨が上がったので、レンジの代金を支払いにと家を出ようとするとまたも降り出しました。風も強くなって来ました。せっかく思い立ったのだからと傘を斜めに構えてそのまま出かけました。 暫くぶりに電気屋さんの店に入りました。以前は2階のサロンで色々な催…

口惜しや夏至の日食雲の上

レンジを使って見ました。ボタンも少ないので簡単と思いましたが、あたためたご飯が常温より少し暖かい程度です。オートのままでは駄目なのかもそれません。当分試行錯誤で慣れるしかないのでしょう。 出来上がりはチーンではなくメロディです。チコちゃんに…

短夜の繰り言告ぐる人てなし

台所側の雨戸を開けると庭履きの横にカタツムリがいました。周りには植物もないのにブロックの上にじっとしています。植え込みまでの移動も見て見たいと思いますが あきらめて朝食の準備にかかりました。 今日は晴れていますが2年前の今日は雨でした。どう…

マイマイや角も目も出す雨の庭

昨夜から雨は大降りになり朝も止みそうにありませんでした。雨戸を開けると濡れ縁にまだ充分大きくなっていないカタツムリが首を伸ばしていました。今年になって初めて現われました。庭のそこ此処で抜け殻は見つかります。 10時前に傘をさして俳句の句会へ出…

万緑の小径伝いに歌流る

コロナの為にサークル&体験会はパネル展示のみ行われました。今日が最終日で、区役所近くの中央公園で「うたごえ」サークル参加の前に立ち寄りました。俳句と書道は M崎さんが新しい作品に入れ替えてくれました。 2時40分に駅の改札集合ですが私は楽をして…

頑なに母を待つ子や薄暑光

出がけにメッセージが2本入り返事をしていて家を出る時間が少し遅れました。会館に着く前にN田さんがiPadを高く掲げてノウゼン葛を写していました。「写真の送信の仕方教えて。」いきなり聞かれてiPadの操作がわからないので、写真のファイルを作って メール…

頽れて気付けのひと匙水ようかん

今日は絵画教室の日でした。Uさんは電車とバスがまだ不安なのかお休みでした。 先生とYさんと私だけなのでエアコンが効いて肌寒いほどでした。暫く昼食をご馳走になるのは辞退して12時には帰宅しました。お茶うけにと出して頂いた水ようかんを持ち帰りまし…

梅雨晴れやマスクの下はノーメイク

夜中に足が痛くて目が覚めました。ぴーんと伸ばしたままの左足が寝返りしようとして意のままにならないのです。半身起こして、暫く膝の辺りをマッサージすると痛みが消えました。そのまま寝入ってしまい次に目が覚めたら8時20分。 ゴミ出しにはぎりぎり間に…

室内に墨の香籠もる梅雨湿り

今日は硯の海にたっぷり水を注いでテレビを見ながらひたすら摺りました。もっとも一度に水を入れたわけではなく少しずつ足しながらですが。いつももう一枚というときに墨が無くなり擦れてしまうのです。 言訳はなしと戒めて、臨書しました。途中庭から雨の音…

梅雨雫シャベルの土を流しけり

今日は一日雨でした。庭の紫陽花は雨に濡れて生き生きしています。ふと根元の方を見ると置き忘れたシャベルが雨に洗われていました。 昨日は汗をかくほど暑かったのに、今日は肌寒く暖かい飲み物が欲しくなります。 この頃、朝ご飯の後にお茶を飲むことを忘…

ハンカチで包んで首に保冷剤

確定申告で税の還付を受けて課税ゼロになったと喜んでいたところ、住民税の納付書が届きました。神奈川県税と横浜市民税です。市県民税の課税対象にはひっかかってしまったのでしょう。納得は出来ませんが勝てる相手ではないので泣く泣く納めに行きました。 …

野良猫の欠伸見納め梅雨に入る

コロナ過でボランティアがお休みになったのを潮にボランティアを止めたのですが、 ペットボトルのキャップを集めては施設の収集場所に持って行ってたので、溜まる一方で困っていました。そこへ自治会からの資源ゴミの出し方についてチラシが配布された中に、…

時の日や時を忘れた古時計

今日は時の記念日です。日頃は柱にかかったままの時計の事を思い出すこともありません。振り子はじっと止ったままです。いつ頃まで動いていたのか思い出せません。 便利な電気時計があるので、面倒なネジ巻きを止めたのか、故障してそのまま放置してしまった…

拾ふても拾ふても散る夏落葉

今日はコロナ騒ぎで中断していた絵画教室が始りました。が2名欠席で生徒はYさんと私だけでした。Yさんは以前から描いていた絵の続きからで私はお休みの間に描き始めた我が姉の昔々の写真をモデルにしたものに手を加えました。 いつもは先生の手料理が出るの…

夕風に頭傾げる花南天

喉の具合が悪くうがいしたいのに、場所にたどり着けないとうろうろしている夢を見ました。目が覚めると喉ががらがらで急いで起き上がりうがいに行きました。薄暗い 居間のエアコンが口を開けています。?そうか切り忘れて寝たのでした。 龍角散の粉末を一ス…

さりげなき一言嬉し杜鵑花(サツキ)かな

昨夜一時激しく降った雨も朝にはやんでいました。庭に出しておいたカーネーションの鉢の花もだいぶ色が褪せて来て、蕾も触ると中が空のものが多くあります。まだ咲いて欲しいので色あせた花やカラの蕾は摘みました。 冷蔵庫がすかすかで、ネットスーパーに注…

腹立てて卸せば辛き夏大根

横田めぐみさんのお父さんが亡くなったという突然のニュースに驚きました。と同時に怒りがこみ上げて来ました。何故、どうしてこんな事がまかり通るのか。拉致された 事がわかっているのに、罪にも問われず平然と国家間の駆け引きの材料にされています。横田…

産声の遙かな記憶芒種かな

昨日は私の誕生日。今日は長男の誕生日です。自分の誕生日に産院に駆けつけたので どうしてもその時の記憶が蘇ります。今思えば子供が子供を産んだようなもので何に付けても未熟で頼りない母親だったと思います。 今年の6月は、今までに経験した事の無い異様…

紫陽花の色増しにけり我は喜寿

朝の庭は紫陽花が日ごとに色が深くなり目を楽しませてくれます。朝食に昨日共同購入の若布が届いたので、冷蔵庫に残っている分で若布スープを作ろうと思いました。スマホで検索してネギと若布だけの簡単なレシピを選びました。 韓国ドラマ漬けなので誕生日は…

辟易は暑さ堪えるヨガマスク

朝出がけに電話が入り、少し遅くなったと急いで会館に行きました。すでに3人ほど 入り口の前で書道仲間が待っていました。今日から専用の鍵が使えます。玄関を入るとまず消毒液で手を消毒しました。戸を開け放ち、玄関もあけたままにしました。 皆マスクをし…

立てる戸の狭間に洩るる初夏の月

明日はようやく書道教室の再開です。今回から隷書になるのにまだ練習をしていません。今日こそはと硯を出しました。墨汁を良く摺らないとにじみが出て先生からおしかりを受けます。テレビを見ながらこれで充分と思うほど摺りました。 競書の隷書の課題は初め…

蜘蛛の巣の捕らえし物は雨の粒

今日から6月です。昨日はてなからブログをはじめてから3年になりましたと。メールが届きました。もう3年、まだ3年。どちらともつかない感じです。三日坊主の私が毎日 なにがしかの文を書き続けたというのは奇跡かも知れません。 また新しい一頁をとカーテン…