丘上の古木彩る緋色茸

f:id:yuyakereiko:20170908204934j:plain 主人は毎日リンゴを食べるのですが、うっかり切らしてしまったので、お天気も良いし坂道を登るのが苦で敬遠している店へ出かけました。

 つくつく法師の鳴く公園は帰りに寄ることにして、まずは道路を渡って「アール元気」へ。元気であるをもじった名前でしょうか。野菜が元気なのか、新鮮な野菜が豊富

な店です。荷が重くなるので、今日はリンゴとペットボトル入りの赤ワイン、ニンニク一個に絞って買いました。

 帰り道先ほどの公園に寄りました。暫くぶりに公園の丘の上まで登ってみました。少し紅葉が始まっていました。ベンチで荷物を下ろして、休憩を取りました。上を見上げるともみじの葉を透かして秋の空は青く、前方には古木の幹を登るように生えているオレンジ色の茸が目を惹きました。後で調べると(ヒイロタケ)という名前のようです。

 目に見えぬ遙かな空の彼方で巨大な太陽フレアが起きているとか。地表に到着していて磁気嵐の影響が出る恐れがあると言われています。

 メキシコでマグニチュード8.2の地震が発生し、建物倒壊や津波が起きている模様です。日本の沿岸も潮位の変動がある模様です。

                          

破れ傘気になる今朝の白露かな

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 今朝もすっきりしないお天気でもう夏の陽気には戻りそうもありません。

今朝のモーニングショーで石破元防衛大臣が、アメリカの核の傘は破れ傘で日本を

守れるかどうかと言ったような事を言っていました。非核三原則について真剣に議論をする必要があるのではないかとも。今まで議論されたことがないので、いざ危機が迫った際に急に慌てて熱くなって核を持たねばという方向へ走らないとも限らないので、

日本はどうするのがベストか議論を尽くして態度を決めておくべきだという事だと

私は受け取りました。彼自身はどう考えているのかは明らかにはしていません。国民の大多数の意見に従うと言っていました。

 私は原水爆禁止条約を全世界が批准すべきと思います。皆それぞれの国の違いを認めて助け合い仲良くして欲しいと思います。

  今年度の国民年金の扶養控除申告書が届いて、不要の有無を記入して申告しなければなりません。私は今年度までは個人年金の受給があるので、扶養家族にはなれません。かといってそのまま提出しないと、主人の年金から多く税金が引かれて、確定申告で戻してもらわなければなりません。

 さて記入しようと見てみると、マイナンバーを記入するようになっています。カードを作っていない場合は通知書のコピーとか必要です。どうしてこんな煩わしい事をと

 日本年金機構のホームページのQ&A「個人番号申出書」の届け出をしなかった場合どのようになりますか。という質問を発見。

答えは税務署提出用の源泉徴収票に個人番号が記載されないままで提出するので、お客さまに影響はありません。とのこと。

 無記入で出そうと思います。確定申告の際も何も言われませんでしたから。

夕仕度釣瓶落としに急かされて

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 朝トイレの外で、デデッポッポーと土鳩の鳴く声がしました。先日このあたりで聞く鳥の名前を挙げたときに、忘れたので窓の外で思い出させに来たのかもしれません。

 河原ではよく見かけますが、住宅地にはあまりやって来ないのですが。

もうだいぶ前になりますが、米不足で外米を買うしかなくて買ってはみたものの、少し食べただけで、どうにか国米が出回りました。余った外米の処理に困っていて、庭にまいてスズメにあげました。毎日少しづつやっていると、仲間を引き連れて沢山やってくるようになりました。そのうち四十雀や目白、ヒヨドリも来るようになり、果物やピーナッツなどもやるようになりました。

 ある本に、鳩が来るようになったら餌やりはお仕舞いにとありましたので、その頃になると野山の木々の花も咲いて餌が豊富になるのでした。庭のフェンスに鳩が止まると

ぎょっとしたものです。それにしてもこの季節に現れたのはどうしてかなと気になります。

 今日の午前中は書道とヨガがあり、どちらにも新人さんが入って来ました。高齢化で退会する方があって淋しくなってきていたので新しい人を迎えるのは嬉しい事です。

 午後はまとまって何をしたと言うこともないのに、気がつくと外は暗くなっています。あたふたと夕餉の支度に取りかかりました。

工事音何処吹く風と稲実る

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 久しぶりに晴れたので、郵便を出しながら、バス通りを横切って田畑の方へ散歩に

行きました。日照不足で稲のできが心配されていますが、私の見たところたわわに実って、黄色く色づき穂を垂れています。

 東名高速インターチェンジの当たりにキリンの首のような重機が何本も立って

工事の音が響いています。田園風景にはそぐわない音です。

 草むらからから稲の方にぴょんとイナゴが跳んで行きました。

小学校の低学年の時木綿の手ぬぐいで縫ってもらった袋を片手に稲刈りが終わった田んぼでイナゴ取りをしました。学校行事になっていて全校生が最初の日は学校から先生に連れられて出かけました。次の日は各自自由行動で、決められた時間までに採ったイナゴを学校に持ち帰り、秤で量って、提出しました。集められたイナゴは父兄が釜で茹でて、茹で上がったイナゴは講堂に広げられて、希望者に販売するのでした。

 我が家は農家では無かったので田畑には馴染みがなく、イナゴ獲りは苦手でした。袋半分獲れれば良い方でした。お昼のサイレンが聞こえると持参したお弁当を野原で食べるのが唯一の楽しみでした。

 イナゴを沢山獲った人は褒美がもらえました。私は兄が獲った分を分けてくれたので

褒美をもらう事が出来ました。褒美と言ってもノートとか鉛筆の類いです。分けてくれた兄はどうだったのでしょう。覚えていません。ひどい妹ですね。

 一頃は農薬散布の為姿を消したイナゴですが、数年前からこのあたりでもイナゴとりをする人がいるとか聞きます。佃煮にするのでしょうか。イナゴを食べると言うと眉をひそめる人もいますが、もう何年も口にしていませんが、懐かしい味の一つです。

 

善し悪しのニュースない交ぜ秋の鯖

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 夕食に産直の鯖を焼きました。冷凍してあるのを解凍せずに弱火でじっくり焼いたのが良かったのか、期待していなかったのにとても美味でした。そういえば今が旬なのだと気がつきました。

 最近は夫婦の会話も少なくなってニュースを聞きながらの食事です。数年前の殺人事件の容疑者が挙がったとか、北朝鮮の核実験に国境を接する人々の困惑。明るいヒュースは秋篠宮家の真子様のご婚約ぐらいです。

 6時からは主人の為に時代劇チャンネルへ回します。暴れん坊将軍の勧善懲悪の話は肩もこらず、ハッピーエンドで安心して見ることが出来ます。7時からは遠山の金さん。終盤の片肌脱いで見せる遠山桜。いつまでも平穏にドラマが楽しめると良いのですが。

聞き慣れぬ鳥の声する秋の昼

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 外出先からの帰り家近くで澄んでリズムカルな鳥の鳴き声が聞こえました。何処で鳴いているのか、あたりを見回しましたが見つかりませんでした。我が家の周りで聞く

鳥の声は、カラス、ウグイス、シジュウカラメジロオナガヒヨドリ、スズメ等です。これらの鳴き声ではありませんでした。

 どこかで飼われている鳥かもしれません。シジュウカラの鳴き声を長年研究している人が、言葉を解明したそうですが、さえずりの意味がわかったら楽しいでしょうね。

 いやいや、音として聞いているから心地よいのであって、意味が聞き取れたら五月蠅いかもしれません。

 電車の中で他国の人同士の会話も聞き取れない方が気になりません。

あるとき、展示会の帰りの電車で混雑していて、友人と中程へ入りつり革につかまろうとしたのですが、カートを足下に置いている人の前に出たのでカートをよける形でつり革につかまりました。カートの主の高齢の男性に連れらしい若い女性がなにやら話しています。私は気づかずに友人との会話を続けていたのですが、友人が私に前の席の女性が私達の事を言っていると言います。え?とそちらを見ますと、「介護をしたことがありますか?」ととげとげしい口ぶりです。友人が「ありますよ。」「100歳の人も?」「それは無いけど」どうやら、私達が年寄りで彼女が席を譲るのを期待して前に

立っていると思っているようです。自分はずーっと働いているのに、綺麗な洋服を着て

出かける事ができて、なんたらこうたらと言っていました。隣のご老人はしきりに彼女を遮るのですが、やめません。でもすぐ降りる駅に着いて二人は降りて行きました。

 そのつもりはなくとも、人様に不快感を与える事があるのだと知りました。あの女性は介護関係者で、相当疲れていたのだと気の毒に思いました。

 ますます高齢化が進み、介護関係の人手が多く求められます。待遇を改善して無理の無い勤務態勢を整えるのが急務だと思います。

 

 

秋桜やヤクルトレディー見え隠れ

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 昨日の朝外出の途中にある小さな公園に黄花コスモスが咲いていました。綺麗だなと写真に収めていると、コスモスの向こうにこちらを伺うように立ち止まっている帽子の女性が見えて、知人かなと思いつつ近づくと、通り過ぎてある家の門口で中へ向かって

声を掛けている様子でした。どうやらヤクルト屋さんのようでした。

 時々、訪問販売しているのを見かけます。会社に勤めていた時は毎日のようにヤクルトレディーが来ていました。同じ部署の人達の買う種類はだいたい決まっていて、不在の時は代りに買ってあげていました。

一度だけ隣の部署の女性の分を買っておいてあげたのですが、頼んでないのに買わないで下さいと気分を害してしまったことがありました。虫の居所が悪かったのでしょう。

普段優しい人でしたから。

 ヤクルトレディーは会社などある程度購買力のある所へ訪問するのかと思っていたのですが、住宅地でも見かけるようになりました。民家を一軒一軒まわるのでは数をこなすのは大変だろうと思います。ご苦労様。